今日は、朝9時から、RちゃんとS君の兄弟が来てくれました。

Rちゃん、小学3年生で、うちに通って1年が過ぎたのですが、最近、両手で弾けるようになり、家ですごく練習しているそうです。

先週から、ハノンを片手づつやらせています。

すごくやる気があって、「音大行けるよ」と言ったらお母さんが喜んでくれたのですが、「音大って何?」と言い、「音楽の勉強する学校」と言ったら、「やだ」と言われました。

多分、音大についてよくわかってないんだと思います。

もし音大に入るなら、今はのんきにしてられるけど、中学生になったら、1日3時間練習とかなる、とお母さんに言ったら、「えー」と驚いていました。

まだ小学生なので、色々な可能性があると思います。これ、高校生になってからいきなり音大目指す、とかなったら「今からでは無理です」という話になるのですが、まだ小学3年生だから、中学・高校生になってまだ本人のやる気が続いていれば、音大、行けます。そんな感じの子です。

10時からは、昨日書いたサラリーマンのSさんが来ました。昨日ああいうこと書いたら、「先生、今日お金キツイから1000円にして」と言われました(Sさん、私のブログ読んでないそうです)。単なる偶然だったのですが、びっくりし、私がそういう現実引き寄せてるんだなぁ、と思いました。

「お金キツイ原因聞いていい?」と言ったら「親父のの医療費」と言われました(お父さんが倒れて寝たきりになったと前から聞いていました)。

Sさんには色々お世話になっているので、1000円で1時間半でベートーヴェンの月光を教えました。

Sさんが「先生、アップライトピアノ3万円って格安だと思う?」と言うから「ちょっとない話だと思う」と言ったら、Sさんのお客様で不動産屋さんがいて、家を解体することになって、アップライトピアノがあるけど捨てるわけにもいかず、3万円で譲ってくれるというのです。

でもSさんの家、置く場所がなく、先生の教室に置いていいか、と言われ、うちのリビングなら置く場所ある、と言いました。もし本当になったら、うちのリビングに置くことになります。

不幸なピアノ撲滅委員会会長の私、家に置いて、大事に、幸福なピアノにしてあげたいと思っています。

私の教室に置いているグランドピアノ、母が私が小学生の時、勝手に買ったピアノで、当時は母に虐待気味にピアノをやらされていたので、私に嫌われて、不幸なピアノでした。

でも、ピアノ教室を大人になってから開き、それから2年くらいで、「私が仕事を選んだのではなく仕事が私を選んでくれた」という結論を出し、一生の仕事にしていこうと決めたのですが、私のグランドピアノ、私にあれだけ嫌われて、どんな思いで耐えていたんだろう、と思い、それまで嫌っていた分、愛情をたっぷり注いであげて、幸福なピアノにしてあげよう、と思っています。

秋田市の図書館に黒いカバーがかけられたグランドピアノがあるのですが、「ピアノに触らないで下さい」と看板に書かれていて、不幸なピアノだと思います。

不幸なピアノが幸福なピアノに変貌できること、この世から1台でも不幸なピアノが救済されることを心の底から願っています。

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ブログ 2020/05/17